目  次
山本代表のメッセージ
第62回チャンプ例会報告
関西支部3月例会報告
新連載コラム「私の心のオルゴール」(1)
活動グループからの報告
山の会「弘法山ハイキング」 ゴルフ愛好会「第9回親善ゴルフコンペ」
コーロ湘南「コーラスに参加して」 健康と栄養を学ぶ会
私の画業について 大矢邦昭
CHAMP例会のお知らせ
編集後記
イベントカレンダー

4月27日(日)にチャンプ山の会の弘法山ハイキングが行われました。快晴の下35名が参加し、秦野駅から歩き始め、浅間山、権現山、弘法山、吾妻山をめぐって最後は鶴巻温泉でした。写真は権現山山頂です。詳しくは本文をご覧ください。


 山本代表のメッセージ
Dear CHAMP Members and Members to be:
季節はずれの台風など気候不順な梅雨でしたが、皆様お元気にお過ごしでしょうか。
世界は政治も経済も運命共同体でありながら、いつまでたっても領土拡大とか支配権力を増そうという欲望で戦いが絶えませんね。文明・科学・技術が進歩しても、人間の心は一向に成長しないのだろうかと常日頃考えさせられます。

そこで「文明」とは何かと初歩的な疑問を持ちました。ある定義によると「人知が進んで世の中が開け、精神的、物質的に生活が豊かになった状態。特に、宗教・道徳・学問・芸術などの精神的な文化に対して、技術・機械の発達や社会制度の整備などによる経済的・物質的文化をさす。」とありました。気になるのは最初の言葉<人知>です。まさに人の知ですよね? では知力が進み、科学・技術の発達で経済的・物質的に栄えても、戦争は絶えない歴史の繰り返しが続く人間社会はまことにむなしいと言わざると得ません。されど私たちの生活は続きます。ここでピリオド=終わり、ではないのです。そこで私は皆様に提案します。
その前に、誤解のないように一つ明言しておきたいことがあります。
それは、「幸せ」とは個人的なもので、一人一人幸せの定義は違う、と私が思っていることです。
私にとってとても幸せのことであっても、他の人には全然そうでない場合があるということです。ですから、私がこれは素晴らしいと思っても、同じ感覚を持っていただけるとは限りませんね。そういう価値観というか考え方・感じ方の違いを、忘れてはいけないと思います。
いつまでも戦いの絶えない世界において提言します;
1. 自分にとって何が「大切か」を見極めましよう。
2. 自分は何を「したいか」を見極めましょう。
3. 自分の「夢」は何かを見極めましょう。夢は果てしなく大きくていいのです。
4. 自分が楽しく、ハッピーになることをしましょう。
5. 自分が出来る範囲で、人に役立つことをしましょう。
ぜひ試してみて下さい。毎日がもっと楽しくなること請け合います!

2014年に入会された新会員をご紹介します:1月26日に湘南台在住の伊藤美佳・譲一ご夫妻(ネットにてチャンプ&チャンプハウス発見)、2月1日に堀 三郎・隆子ご夫妻(新井将史・ミリアムご夫妻紹介)、3月1日に村田重章さん(山田伸代さん紹介)、5月10日に上原秀則さん(チャンプハウス住人・準会員)、5月31日に松村百合さん(松村正道さんの姪御さんで、中林由行さん紹介・準会員)、7月7日に水津敬子・良俊ご夫妻(湘南台在住・山本儀子紹介)です。

★チャンプ納涼会は8月2日(土)17:00〜20:00、チャンプハウス12階ラウンジで開催:
50名以上の皆様が参加されます。チャンプコーラスの合唱、森田宏次さんがゲームを準備。中林シェフと松村シェフが腕を振るって下さいます。暑気払いの楽しいひと時です。
★関西支部は9月10日(水)に京都「しょうざん渓涼床」で川床料理を楽しみます(本号9頁)。
翌日は奈良飛鳥(明日香)村での「スケッチの会」です。関東の皆様もぜひご参加下さい。
毎日いろいろなことが起こりますが、七転び八起きです! 前向きに楽しく過ごしましょう。

Best wishes,
CHAMP代表 山本儀子
Noriko Yamamoto
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第62回CHAMP例会
2014年5月31日(土)12:00〜15:00
11:45から湘南台チャンプハウスとなりの「海ぶね」で昼食の後、チャンプハウス・ラウンジに場所を移し、例会議事に入った。

●新会員紹介
  安斉運営委員長より最近入会され、初めて例会に参加された伊藤美佳さんが紹介され、ご本人からは「このようなグループを長年探していましたが、ようやくチャンプにたどり着きました」とのご挨拶があった。

●パネルディスカッション「ボランティアについて」
モデレーター:上野田鶴子
パネリスト: 新井ミリアム、永井邦朋、山田伸代、安斉洋一(敬称略、発言順)

(上野)本日はチャンプ会員の中から積極的にボランティア活動に参加しておられるお三方にパネリストとしてご出席願い、夫々ボランティアについて、日頃の活動やお考えを述べていただきます。一回りした後、追加発言をお願いし、その後、ご出席の皆さまからご意見、ご質問を受けたいと思います。よろしくお願いします。

(新井)私はアメリカ東部のフィラデルフィア近郊に生まれ育ちました。幼い頃から地域でのボランティア活動に参加していました。具体的には、クリスマスに孤児院へ手作りのプレゼントを贈り、歌を歌いました。町のメインストリートにロータリークラブ、ライオンズクラブと協力して植樹を行いました。救世軍のお店の運営をお手伝いしたり、お年寄りに食事を作るサービスなども行いました。ボランティアの良さは、自分の好きなことを楽しくやるところにあり、官主導の活動との大きな違いです。

(永井)私は東京ガスを皮切りに55年間、72歳まで働くことができました。これは皆さんから助けられたおかげです。家内が癌になった時、がんセンターにお世話になりたすけられました。これまでいろいろな形でお世話になった方々へ僅かでもお返しをしたいというのが私がボランティアをする動機です。がんセンターでの案内とか、ガス科学館のガイドなどのボランティアをやっています。

(山田)カンボジァを支援するグループに加わり活動しています。実はカンボジアに行くまで、ボランティアとは何か自分には縁のないものという感じでした。しかしながらカンボジアで子供達に接して私のボランティアに対する概念は全く変わりました。現地の要望に沿ってノートやその他の教材を提供したり、奨学金を支給したりしています。現地では小学生から高校生までの若い人たちとディスカッションを行い、日本文化を紹介するため日本の昔ばなしを聞かせたりしています。この経験からボランティアは受け身でなく、自らが積極的に参加することが大切、と痛感します。喜びをシェアすることが、自分にとっても素晴らしいです。

(安斎)人間誰しもが人の役に立ちたいという願望があり、それがボランティアにつながるのだと思います。NPO,NGOが増えているのも、会社がボランティア休暇制度を作るのも貢献していると思います。私自身は地域の自治会の活動のお手伝いをしていて、これも地域の活性化につながるボランティア活動と思います。

(上野)では、パネリストの皆さんから、補足発言をいただきます。

(新井)全く個人でやるよりも、実績のある信頼できる団体に加わってやるのがよろしいと思います。

(永井)私はこれまでお世話になった大勢の人たちに少しでもご恩返しができれば、と考えてやっています。

(山田)日本では、女性はどちらかというと受け身で動くことが多いのですが、もっと積極的、能動的に自らの意思で動くことが求められているようです。

(上野)これから、会場にご出席の皆さんから、ご発言をいただきます。

(森田)私も住んでいる地域でいろいろなボランティア活動を行っています。チャンプには多彩な人材が揃っていますから、何かチャンプの組織としてのボランティア活動を行っては如何かと提案します。例えば、このチャンプハウスがある湘南台地区で、街の清掃などコミュニティサービスを行うことを考えても良いかと思います。

(安田)子供たちを対象にして、科学知識の普及を目的とした体験塾を12年間続けています。森田さんと同じで、チャンプの組織としてのボランティア活動を考えたいと思います。

(鹿嶋)自分の住む世田谷区で認知症予防のためのボランティアグループに3年、参加しています。これに参加することが自分の認知症予防につながる効果も期待しています。無償の奉仕は、やってあげた人から有難う、と言われるのが無上の喜びです。継続して活動していると自ずから特定の役割を分担する義務が生じてきます。

(安斎)チャンプ創立から15年になりますが、その間、車いすダンスの支援、新潟でチャンプ会員がやっているボランティアの支援などの活動をやってきました。

(戸邉)シンガポール在住時代、アメリカンスクールに通う子供の父兄のグループでボランティアに参加した経験から、気軽に肩の力を抜いて、出来る範囲を無理なくやるのが継続する秘訣のような気がします。

(松村)チャンプハウスの目的の一つ、子育て支援というものを中心に具体的な目標設定をして実践してはどうでしょうか。

(山本)私からお願いしたわけではないのに、私自身、日頃考えていることを皆さんがはっきりとお話ししていただいて、心強く感じました。今日のディカッションを基にして具体的な行動に結びつけたいと考えています。有難うございました。

●アメリカよもやま話 山本代表
  5月中旬にアメリカへ出張した時、マリオット系のResidence Inn というホテルアパートメントに宿泊しました。ここには長期滞在のビジネスマンや休暇中の家族など全米から様々な人達が泊まっています、毎日朝食と月・火・水には夕食が付いていることが魅力で、食事時にいろいろな階層の人達と歓談することができ、今、アメリカ庶民がどんなことに一番関心があるかを訊く機会に恵まれました。その中からいくつかのトピックを拾い出してお話しします。因みに、この方達に日本で話題の「集団的自衛権」への意見を訊いたところ、マスメディアが全く取り上げていないこともあり、「集団的自衛権」について知っている人は全くいませんでした。
 
2016年大統領選挙にまつわるスキャンダル
次の大統領選挙は今から2年後の2016年に行われる。これまでヒラリー・クリントンを擁 立する民主党に対し共和党は圧倒的に力強い候補者がいないので、民主党有利と思われたが、ここへ来て民主党にダメージを与える二つのスキャンダルがクローズアップされている。

@ 2012年の大統領選で共和党のロムニー候補が落選した要因の一つとして、IRS(内国歳入庁―日本の国税局に当る官庁)が、ホワイトハウスの指示のもと、共和党保守派への選挙資金の寄付について必要以上に難しい手続きを要求して嫌がらせをを行った、との訴えが強くなり議会が調査に乗り出している。
A 2012年、リビアのベンガジで起きた大使を含む4人のアメリカ外交官殺害事件は、セキュリティ関係者が、テロリスト対策を強化するようにと米政府に要請・警告したにもかかわらず、これが無視されたため起った、と大統領や当時のクリントン国務長官の責任を問う声があがっている。

アメリカは多様な意見が許容される国でなくなる
アメリカ社会は人種や宗教を超えて多くの人が多様な意見を戦わせ少数意見、反対意見にも耳を傾ける寛容さが特長であった。最近、これが非常に難しくなり、極端な主義主張が注目を浴びて、まかり通ってしまい、今までの社会の規範や標準というものが無視される傾向が強い。1950年代にマッカーシー議員が議会で非米活動委員会を主催した時代と同じように、自分の信念に基づく自由な意見を堂々と表明するのが難しい社会になって来た。

LAクリッパーズ(NBAのチーム)オーナーの処遇
ロサンゼルスを本拠とするプロバスケットボールチーム「LAクリッパーズ」のオーナー、 ドナルド・スターリング氏がガールフレンドとのプライベートな会話の中で、マジック・ジョンソンという黒人の元選手について人種差別的発言をしたため、250万ドルの罰金を科せられ、チームを売却しプロバスケットリーグから永久追放という厳しい処遇を受けた。人種差別が社会的に認められないのは当然だが、個人的会話の中での発言を取り上げてここまで厳しい処遇を行うのは、上に書いた“極論がまかり通る”傾向を助長することにならないだろうか。

コンピュータを人質に取るサイバー犯罪
コンピュータにウイルスをしかけて全く動かなくした上で、$400を払えば、これを解除するための秘密のカギを教えてやる、というサイバー犯罪が蔓延している。私個人も昨年ケンタッキーへ出張中にこの被害に遭った。$400を払ってもそれまでコンピュータに保管されていたデータは破壊されてしまう場合もある。私は幸いに外部記憶装置にバックアップを取っていたので助かった。バックアップファイルの大事なことを改めて認識した。

住宅を取得することが益々難しくなる
アメリカでは景気回復の掛け声はあるが、勤労者の実質所得は上がっていない。特に25〜34歳の年齢層では2007〜12の5年間で9%も実質所得が減少している。その結果、若い世代の購買層が住宅を取得することが益々難しくなっている。これに輪をかけているのが、若者の失業率が高いことと、学生ローンの負担が大きいこと。全米ホームビルダー協会によれば、最初の住宅を購入する若年層の住宅マーケットでのシェアは新築では2001〜7年の25〜8%に比べ、現在は16%、既存住宅はNAR(住宅仲介業者の団体)によれば2009〜10年の40〜50%に比べ今年の4月では29%となっている。アフォーダビリティー(購入可能性)が最も低いのは都市別でみるとサンフランシスコ14%、ロサンゼルス23%ニューヨーク25%など。アメリカ人の手近な夢だった「持家」が段々遠くなっている。

オバマ大統領の最低賃金政策
連邦政府の最低賃金を現行の$7.25/時間から2016年までに$10.10にアップさせよう、とオバマ大統領が提案している。この結果2800万人が所得増になり、経済効果は$220億と見込まれる。賛成派は所得格差を少しでも是正することが期待されるというのに対し、賃金上昇でレイオフが増え、経済回復の減速となる、という反対意見もある。州レベルでは7州が既に最低賃金を底上げしている。

(文責 宮尾賢)

CHAMP関西支部6月例会報告
2014年6月6日  18:00〜20:00
大阪本町の味吉兆ぶんぶ庵で開催しました。出席者は山本、辻、長田、岡田、天藤、木下の7名。
プログラムは:
@山本代表のアメリカよもやま話
A現代日本人のベースになっていると思われる縄文人の話(木下)
Bボランティアについてのディスカッション。先代人に育ててもらった我々は次世代の人に恩返しをすべきで、老人サロンのように内向きで楽しんでいてはさらなる発展はない。

次回は9月3日、辻、岡田担当で京都床料理となりました。(幹事 木下)
当例会の幹事木下正二郎さんはとてもユニークな人です。ご職業は不動産管理業ですが、奥様共々、骨董品の造詣が深く(これは数年前ロサンゼルスで骨董屋さん巡りをした時に発見したことです!)、大阪市内のご自宅の庭には築後90年の茶室を移設、等々大変日本文化をよく継承しておられます。その木下さんが今回「縄文文化」について話して下さいました。私などはお恥ずかしい限りですが、縄文文化がなんと1万年以上も続いた文化であることすら覚えていなかったという程の無知識でしたから、当夜のお話にはただただ感銘を受けるばかりでした。特に印象に残ったことは、そのように長く続いた時代にも拘わらず、一度も戦争が無かった、ということです。戦いのない時代の貢献役は母系社会であったことだ、と木下さんは分析します。
石器時代の移動生活から定住生活に移行した縄文時代は狩猟採集文化を達成し、漁労も営んだそうです。後に堅穴住居のムラをつくり人々は自己充足の生活を実現、母系社会を軸として統制が良くとれていたとのことです。ウィキペディアによりますと、縄文時代とは「年代でいうと今から約1万6,500年前(紀元前145世紀)から約3,000年前(紀元前10世紀)、地質年代では更新世末期から完新世にかけて日本列島で発展した時代であり、世界史では中石器時代ないし新石器時代に相当する時代である。旧石器時代と縄文時代の違いは、土器の出現や竪穴住居の普及、貝塚の形式などがあげられる」とあります。
私たちが良く聞く「縄文文化」の土器は草創期から晩期にいたる約1万年もの間に磨かれていったものなのですね。今回のお話の間にもう一つ印象づけられたことがあります。それは出席者の会員皆様も縄文文化に詳しく、木下さんのお話に様々な追加情報を提供して下さったことです。味吉兆さんの素晴らしい和食に加えて、とても勉強になる例会でした。皆様に感謝!

(山本儀子 記)

 

 
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連載コラム
「私のこころのオルゴール」(1)
「瀬戸内しまなみ海道スリーデーマーチ」紀行    川崎正蔵
(主催 瀬戸内しまなみ海道スリーデーマーチ実行委員会、今治市、尾道市、日本ウオーキング協会、朝日新聞社)。海と島と橋のハーモニーを存分に味わい感動を心と身体に刻む休日です。

2010.10愛媛県今治市から広島県尾道まで瀬戸内の6つの島を結ぶ7つの大橋を三日に分けて80キロを友人達と歩きとおした。眼下に流れる瀬戸の渦潮を見ながら「瀬戸の花嫁」をくちずさみながら風に吹かれながらのテクテク歩き。
今治って今治タオルの名産地?、今治造船のバカでかい造船所すごいな!平山郁夫画伯が育った生口島で聞いた画伯の生い立ちの記、小さい時から皆から可愛がられた絵の上手な子供だったんだ!村上水軍ゆかりの因島水軍城は立派だ!向島から尾道にわたる弁天様が乗るようなお洒落な渡し船5分100円、今でも地元の人たちがよく利用しているみたい!尾道は大林宣彦監督の映画に出てくるお寺と坂道のある町、風情があるな〜。大林監督の優しい人となりが良くわかる・・・こらからも新しい出会いを求めて、わが足の続く限り歩いていきたい。
今年も10月3日(金)〜5日(日)の第14回記念のスリーデーマーチ、家内も含め友人たち10人近くでる予定。「君とゆく、海の碧、空の青」、元気に歩きとおそう。がんばれ!がんばれ!

● 元気かい?プルガサリ    真壁 廉
2006年4月、韓国の黒澤明と評されていた一人の映画監督が亡くなった。名は申相玉(しんさんおく:1926?2006)。このニュースを聞いた時、僕はショックを受けた。そして、その死に悔しい思いをしたのは、僕が書いた本を持ってソウル郊外にお住まいの監督を尋ね、直接お渡しし感想などお聞きしたかったからである。監督の生き方に尊敬の念を抱く気持ちを伝えられないまま、無情にも時は流れ、お目にかかる機会を永遠に失ってしまったのである。
  僕の書いた本の題名は「元気かい?プルガサリ」。監督の死を遡ること3年前、僕はこの本を出版した。朝鮮に古くから伝わる民話を題材とした、鉄を食べて成長すると言う大怪獣「プルガサリ」の映画制作秘話を綴った本である。
  1985年8月、僕は他14名の特撮映画人とともに北朝鮮に渡った。彼の国の当時は金日成、金正日親子が権勢を誇り、正しく鉄のカーテンの向こう側の国であり、その情報は全くと言って良いほど日本に伝えられていなかった。勿論、北朝鮮に因る日本人拉致事件も表面化しておらず、未知のユートピアを誇っていた。

  無類の映画好きだと夙に有名だった金正日は、自国の映画の主流が金日成を讃えるものや、日本帝国主義打倒のプロパガンダ映画だけで国際性に欠けることを憂慮し、当時韓国で勇名を馳せていた映画監督申相玉氏とその妻で女優の雀銀姫(ちぇ・うに)さんを拉致し、外貨獲得に貢献出来る映画の製作をさせていた。
  一方、申監督と雀さんは自分たちの置かれている危機的状況を打開すべく、表面的には金正日のプロジェクトに積極的に参加しつつ、裏では世界に広がる映画人のネットワークを利用し、密かに米国への亡命を画策していた。そんなスパイ大作戦まがいの駆け引きの最中に、北朝鮮映画史上初の娯楽超大作の縫い包み怪獣映画制作が企画された。勿論これは、申監督の亡命計画をカモフラージュするものである。(この事は、申監督夫妻が亡命したアメリカで綴った手記「闇からの谺」に詳細に書かれている。尚、数年間の米国亡命生活の後、ご夫妻は韓国に戻られた。)

  しかし、そこまでの事情など知る由もない僕は、まったくのお気楽な旅行者気分で、鉄のカーテンの向こう側に行ける事に狂喜乱舞していた。この前代未聞の日・朝・中三国合作の不思議な映画チームに参加し、そこで見た民族の違い、イデオロギーの違いは、若き日の僕には一つの過渡期を与えた。そして、国家が国民に与えるマインドコントロールの罪深さを目の当たりにした。正直な話し、太平洋戦争などを知らない僕だが、恐らく当時の日本や日本国民は、今の北朝鮮の様な雰囲気を持っていたのだろう・・と想像出来た。街中にはびこる緊張感と多くのストレスを抱える人々との共同作業は、陳腐な体験の連続だった。

  申監督が、僕たち日本人だけに垣間見せた本音と亡命の意思表示は、一緒に仕事をする中で随所に見えていた。側近達の行動に神経を尖らせ、自分のノートは誰にも解読出来ない様に真っ黒に塗り潰し、盗聴の恐れの無い僕たちの前だけでは北朝鮮の体制や人々を侮蔑した発言をしていた。しかし、公には共和国の素晴らしさを語り、自らが進んで北に渡ったと公言していた。そんな彼の矛盾する一面を、当時の僕は理解出来なかった。

  今にして思えば、彼の周りには一人の見方も居らず、金正日を筆頭に、北朝鮮の国家を相手取った、密かなレジスタンスを行っていたのだろう。自分の作品を作りながら、奥さんと共に自らの自由を追い求め、目に見えない戦争をしていたのだと深く思う。

  自分の置かれている環境や表現の自由を、自分が信じている国家や民族のアイデンティティーを、常に疑いながらどのようなイデオロギーの元でも平然と、且つ強かに作品を作り続けていた映画監督申相玉との短い日々は、その後の僕の生き方を大きく変え、その時の思い出は古いオルゴールの音色の如く、強い印象とともに儚いものになっている。
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各グループの活動報告(50音順)
(編集委員からのお知らせ:これまで各グループの報告の後に幹事氏名、連絡先を表示していましたが、この情報は最終頁の「イベントカレンダー」に掲載いたします)
山の会
弘法山ハイキング  佐藤 三鈴
CHAMP山の会はこれまでは私にとっては本格的山登りと思われる山に挑戦させて戴いておりましたがチャンプの皆さんから、きつい山は無理との声がちらほら聞こえておりました。
主催者の木村さんがそこを考慮して下さった様で今回の弘法山は私たち高齢者にぴったりの快適なハイキングでした。 最初の登りは少しありましたがその後は低い山が4山連なり登山道は良く整備されて、いろいろな花々を見る余裕も十分あり新緑を存分に楽しむ事ができました。子供を背負った若いお父さんなど、家族連れが気軽に山歩きを楽しんでいる姿は微笑ましい情景でした。また権現山の展望台からは富士山も眺める事が出来ました。
木村さんが昼食にコッフェルで沸かしたお湯でお味噌汁を作ってくださいましたが
心地よい風に吹かれながらおにぎりと一緒に食べたお味噌汁は格別でした。
最後は鶴巻温泉の弘法の里湯で汗を流しビールで乾杯して元気に山登りを楽しむことが
出来た事を心より感謝した1日でした。 

弘法山紀行 原田 規義
4月27日(日)快晴の下、チャンプ会員35名は秦野駅改札口ににこやかに集合、柔軟体操を終えて近くの弘法の清水に向かいました。ここで咽喉を潤した後、道路沿いの橋を渡って民家の間を抜けて行くとやがて弘法の山登山口が見えてきました。
「ここから約20分位の登攀になります。」と木村リーダーから説明を受け、A班から順に入山。クヌギや樫などの広葉樹林の落ち葉の中、汗ばみながらつづら折りの山道を抜けていくとやがて最初の浅間山に到着しました。小休止の時、山本賢寿さんに習って肌着1枚になってみるとこれが意外や快適!途中で小鳥のさえずりを耳にしながら、以後軽快に歩を進めていくうち昼前には本日の最高峰、権現山(243.5m)に到着しました。

頂上には全パノラマを望める展望台もあり、皆さん思い思いに眼下に広がる秦野市街や丹沢、富士山などの景観をしばらく楽しんだ後昼食となりました。ここで木村幹事、器材運びの労を取られた新井さんより恒例の味噌汁がふるまわれ一同、同じ釜のスープを味わうという恩恵に浴したのであります。食後川崎さんによる記念写真に納まった後、後半のコース(弘法山に続き吾妻山)に向かいました。すでに葉桜となった山桜の平坦な道が続いた後は下り坂がメイン。ここで気を抜くと滑ったり木の根っこにつまずいたりするので、注意が肝だョ!と思う間もなくズズ、ズッーと尻餅をついてしまう。まあそんな失敗もありでしたが、そこここ至る所で顔をのぞけて我々を慰めてくれたのはシャガの花やホタルカズラの花等々でした。
さて、麓に降り立ち弘法の里湯でザブンと一風呂浴びて汗を流した後、本日の第2ラウンド、イート&ドリンクの楽しい懇親会が始まりました。山本代表の乾杯の音頭の後、木村さんより最初の高尾山から今回で27回になるというチャンプ山の会のショートストーリーを伺いました。それにしても我々の体力を考慮しての毎回山の選定には並々ならぬご苦労のことと、この場を借りて熱くお礼を申し上げる次第です。これからもどうかよろしくお願いいたします。

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ゴルフ愛好
第9回CHAMP懇親ゴルフコンペに参加して   安島 邦雄

まさに皐月晴れの5月7日、武蔵野の丘陵・立川国際カントリー倶楽部に、山本代表をはじめ女性5名(史上最高)と男性7名の熟年精鋭?が勢揃い。稀に見る大熱戦になりました。常連の森田さん、安斎さんを抑えて、立石さんがネット3オーバーで初優勝(ニアピン賞も)。オメデトウございました。女性陣は頑張ったのですが、新ペリア方式のせいか残念ながら7位までを男性が独占。日本スポーツ界における女性上位状況とは真逆な結果になってしまいました。次回こそは女性優勝者の誕生を期待しております。新装なったクラブハウスでの風呂上りの打上げ会は、成績は二の次、三の で賞賛・反省の弁が飛び交い、和気あいあいのうちに終了。

最後に繰り言ですが、「ゴルフ歴○○年」ほど、当てにならない話はありません(当然!!)。
過去の栄光に?しがみつつき、今度こそは90台を・・・と意気込  んでスタートホールへ。18ホールの悪戦苦闘の結果は、今回も同じ で無残!このままでは、飛ばず・寄らず・入らずがいつまで続くや ら・・・。なれど、大自然の下で親しい仲間と汗(時には歓喜、大体は冷や汗)を流し、楽しい一日を過ごせるゴルフに乾杯。そして、今回も森田さん、安斎さんの名幹事に感謝です。

当日の全員写真は中山さんのお世話になりました。ありがとうございました。
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コーロ湘南
「コーロ湘南」コーラスに参加して   増田 美智子

藤沢や湘南台でもう20年近くコーラス愛好者を指導しておられる小野寺玲子先生率いる「コーロ湘南」に入れて頂きましたのは昨年1月でした。山本代表はそれより数ヶ月早くに参加、月2回、第2&第4金曜日の午後、25名程の会員さん達と楽しく歌っております。曲は主に明治〜昭和の100年の間に世に出され親しまれて来た日本の愛唱歌です。昨秋はチャンプ15周年記念祭の舞台にも立ちましたので斉唱の優しい歌声をお聴き下さった方も多いと存じます。

練習会場は2009年6月からチャンプハウス12階ラウンジを利用して頂いております。小野寺先生は練習曲の作詞・作曲者の説明と曲の由来を必ずして下さるのですが、時に「○○さん、貴方この歌小学校で習ったでしょ?」と質問され、「私そんなに歳とっていませんよ」とか、「私尋常小学校は知りませんから!」等とやり返されておられます。会員はほとんど女性ですが、お2人だけ勇気ある男性会員がおられユーモラスなお話で女性群を笑わせて下さり、なごやかな内に90分は過ぎます。

伴奏の服部信子先生も地元でご活躍のお若い音楽家です。平均年齢の高い会員のため、「キーを下げて下さる?」との小野寺先生のご注文をいつも快く聞いて下さいます。 不思議なものでどんなに疲れていても、声を張り上げている間に元気を取り戻します。 いかなるサプリよりも健康に良いように思いますので、1人でも多くの方に参加して頂きたいです。四重唱のチャンプコーラスと両方参加を欲張りながら出来るだけ長く続けたいと思っておりますので宜しくお願い申し上げます。
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「健康と栄養を学ぶ会」
―第70回記念食事会(青山クラブ)―

当会は2006年に発足以来今回(6月の例会で)、お陰様で70回目を迎えることが出来ました。講師は分子栄養学の専門家である原田規義さん(医学博士)ですが、5月の例会ではスピーカーとして内野忠治さんにお願いし「和食」についてお話を伺いました。折しも昨年12月に「和食」がユネスコから世界無形遺産として認定されました。その背景には世界に誇る「和食」の“おいしさ”、“使用される器と食材を盛り付けた美しさ”、“旬の食材を組み合わせて栄養バランスが良い”等、様々な要素が複合的に認められた結果であると推察されます。そこで6月19日に青山クラブ(東京ガス)で例会をもち、和食の基本的な「懐石料理」を実際に味わい、その素晴らしさを実感する機会を得ました。当日味わったのは、“先付”から始まり、“甘味で締めくくる11品のお献立で、それぞれの”おいしさ“、”器“、”盛り付けの芸術的な美しさ“等、和食の有する日本文化に触れる時を得ました。

(永井邦朋 記)
 
私の画業について   大矢 邦昭
編集担当者より一言:現在、チャンプで唯ひとり、海外在住の大矢邦昭さんはスペインを舞台に力作を発表されている現役の画伯です。今年の春、日本各地で個展を開催されました。

絵の為に最初に訪れたヨーロッパは、スペインでした。
昔、誰もが滞在先に選んでいたパリではなく、イベリア半島のスペインを選んだのも、何人かの画家達によるアドバイスがあったとは言え、考えてみると今でも、天啓だった様な気がします。スペインに在住してからも、同様なことが続き、又、スペインに魅了されている自分に気付きます。スペイン在住34年一寸とは言え、スペインに渡ってから瞬く間の様な気がします。スペイン各地を何度も旅して、風景のみならず、土地土地の人々の人情をも、絵の内に塗り込めようと心動かされて、制作を続けて来ました。又、大地の存在や天の存在、そしてそれらに内蔵されているエネルギーの存在を痛感します。この大自然と言うか、大宇宙の中で人が生かされているのを実感するにつけ、制作するカンバスの中に、それらを噴出させたいと思います。不思議なことに、スペインに関係するすべての魅力は、描けば描くほど大きくなり、又更に広がって行って、際限がありません。
そして、一時帰国して、その制作の成果を日本の人達に見てもらっていましたが、最近では発表先が増えて、半年に一度日本で個展をするほどになっています。
この頻繁に一時帰国する機会を利用して、チャンプの会員にさせて頂き、幽霊会員にもならずに、関西支部の俳句の会にお邪魔して、新たな世界の発想を恩恵として拝受しています。
人生その時々で様々な環境の変化がありますが、その流れをごく自然に甘受して、人生を少しでも良いからよりベターに、そしてよりエンジョイして行きたいと思います。
同時に、自分を取り巻く環境を、一人でも多くの人達と分かち合うことによって、多少なりとも役に立つことが出来るのなら、これもまた人生の醍醐味と思います。

 
 
 

CHAMP例会のお知らせ
第63回例会(本部・湘南台)
●日 時: 2014年9月27日(土)  申込期限: 9月20日(土)
●昼 食: 11:45〜12:45らうらうじ湘南台1階「海ふね」昼食代¥1000(海ぶねで支払)
●例会: 13:00〜15:00 湘南台チャンプハウス・ラウンジ(12階)
会場費&ギター・ピアノ演奏者に対する謝礼 ¥1000 (受付にて支払い)
●プログラム: @ ピアノ(石井秀憲さん)ギター(野村和也さん)演奏と、数曲を皆様で合唱
A アメリカよもやま話 山本代表
B 活動グループからの報告など

関西支部9月例会
●日 時: 2014年6月6日(金) 18:00〜21:00
申込期限: 6月2日(月)
●会 場: 会場:しょうざん渓涼床
京都市右京区衣笠鏡石町47
Tel 075−491-5101
( 集合:京都地下鉄北大路駅南改札口17:45に集まりタクシーに分乗、会場に向かいます。)
●プログラム: @ アメリカよもやま話
A CHAMPの社会貢献活動について


●出欠連絡:期限(本部9/20、関西9/6)までにお願いします。
・本部: Fax: 0466-42-0024   メール:info@champhouse-universal.com
・関西支部: Fax: 075-315-2394   メール:you-okada@krb.biglobe.ne.jp

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編集後記
編集後記:本号から始まった連載コラム「私のこころのオルゴール」第1回の2編は如何でしたか。次号以降に掲載するこのコラムの原稿を募集しております。皆さまの心に秘めたオゴールの調べを全員で共有したいと思います。ご投稿をお待ちしています。
(宮尾賢)
 
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CHAMP イベントカレンダー
(2014/8月以降、順不同)

活動グループ名 日時 会場、集合場所など 幹事氏名&連絡先
定期的に開催されるグループ活動
投資クラブ 毎月第2または第3木曜日14:00 〜 16:00 新橋 生涯学習センター 宮尾賢
Tel.& Fax. 03-5460-5125
Email: miyaoken@hotmail.co.jp
水彩画教室 毎月第4火曜日
10:30 〜 12:30
湘南台チャンプハウス 中村峯子Tel.& Fax. 0476-31-8028
健康と栄養を考える会 毎月第4木曜日
18:00〜19:30
日本ルーテル教会 原田規義 Tel&Fax 03-3382-3890
永井邦朋(幹事)
Tel &Fax 03-3422-4122
Email: nagai-kunitomo@nifty.com
英語を共に学ぶ会 毎月第4土曜日
10:00 〜 12:00
新橋 生涯学習センター 高橋嗣雄
Tel.& Fax. 03-3605-6937
Email: taka-tsu@adachi.ne.jp
ベビーサイン教室(NPO 法人日本ベビーサイン協会) 毎月第3金曜日10:30 〜 11:50
10月から6期生クラス開講
湘南台チャンプハウス 福田貴美子
tel:090-1701-4611
email:kemelovestobabysign@yahoo.co.jp
コーラスを楽しむ会 練習日:毎月第2金曜日 17:00~19:30
自主練習:毎月第4土曜日 14:00~16:00
大久保アトリエAWA
または
荻窪 石橋亭
中林由行
Tel & Fax: 042-719-5494
Email: nakayokki@y9.dion.ne.jp
コーロ湘南コーラス 練習日:毎月第2、4金曜日14:15~15:45 湘南台チャンプハウス  小野寺玲子
Tel & Fax:0466-44-4398
不定期開催のグループ活動(詳細未定のイベントは幹事にお問い合わせください)
温泉同好会 12月2日(火)、3日(水)1泊2日の旅 詳細な旅行企画書は現在 佐藤三鈴
Tel&Fax: 03-3306-1669
Email:misuzu4u@jcom.home.ne.jp
ユネスコ世界遺産登録の「富岡製糸場」を 立案中です。今回も新宿発
見学し、標高1800Mの群馬県嬬恋村にある の大型バスを利用します。 川崎正蔵
Tel&Fax: 044-954-0382
Email: kawasho1@mvf.biglobe:ne.jp
万座温泉を訪れます(乳白色の温泉です) 詳細は後日メールでご案内
ゴルフ愛好会 11月中旬、懇親コンペ開催予定 立川国際カントリークラブ 森田宏次
Tel & Fax:042-551-5418
Email: morita-h@t-net.ne.jp
スケッチ散策会(関西支部) 9月11日(木) 甘樫の丘(奈良県明日香村) 辻嘉和
Tel&Fax: 0774-23-0181
Email: ytsu25995@iris.eonet.ne.jp
10月(日時未定) 場所 未定
11月(日時未定) 場所 未定
スピリチュアル懇談会(スピ懇) 8月9日(土) 12:45~16:00 映画「地球交響曲第5番」
鑑賞会明治神宮参集殿
千坂晴信
Tel & Fax: 03-3414-3814
Email: chisaka@at.catv.ne.jp
山の会 秋の例会 実施予定 関東近郊の低山 木村勝規
Tel & Fax: 047-353-7166
Email: katsu.kimura@asahi.email.ne.jp

注:@この頁に記載されているイベントは後日、予定が変更される場合があります。
    参加を希望される方は、必ず事前に連絡先にご確認をお願いします。
   A紙面の制約によりイベントの詳細(参加費用、持参するものなど)が記載できない場合があります。事前に詳細を連絡先にお問い合わせください。
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