INDEX
山本代表メッセージ
Dear CHAMP Members and Members to be:
皆様、今年は桜の開花が早かったですね。お花見にはいらっしゃいましたか?
私は日本に帰国してから多分初めてという程に、お花見を楽しむ機会に何回か恵まれました。日本の平和をかみしめる日々でした。
とは言え、世界はなんと不安定であぶなっかしい状態でしょう。前号NL97号でも書きましたが、ロシア・ウクライナ・中国・北朝鮮、加えて中東の動きを見ていると、庶民がどれ程平和を切望しているかに拘わらず、いつなんどきに第三次世界大戦が勃発しても不思議ではない世界情勢になっています。少なくとも日本では1945年8月の終戦以来、丸77年間戦争を体験せずに過ごして来ました。この長い年月に私達は何を学び、体験し、努力してきたでしょうか? 人類が同じような過ちを繰り返すことだけは避けなくてはなりません。この77年間は多くのチャンプ会員にとっては、大いに働き日本の発展に尽くし、そして享受してきた時代とも言えるでしょう。
私は決して悲観的ではなく、これからこそがチャンプ世代の本領を発揮する時だと信じています。特に子育てをしたチャンプ会員の皆様は苦労と忍耐の連続であったと思います。社会人になった子供世代と孫世代、まさにこれからの日本を担う次世代を励まして支援したいです。
チャンプ設立25周年記念イベントのプログラム提案:
現チャンプ会員に照準を当て、次世代チャンプにメッセージを送ることをテーマ「多世代交流と助け合い」にしたプログラムです。経費的にも設備的にも理想的な横浜市営の大倉山記念館での開催を希望しています。当記念館は1932年に創建され、大改修後1984年に横浜市営大倉山記念館として開館、ギリシャ神殿風の外観に、東洋的な木組み内装のホールはとても風格があります。80席という規模も親しみある内装を引き立てています(下記写真ご参照下さい)。記念館使用の申込みは多数で、実は5/18(木)にならないと希望日が取れるかどうか判りませんが、横浜市民であるチャンプ会員皆様のご協力を得て、使用申請をしていますのでご期待下さい。
チャンプ会員(関東&関西)に全プログラムに参加していただくのがポイントです!
まず<チャンプ25年の歩み~これからのチャンプ>13:30~14:30では、25年間の活動を活動会メンバーに紹介してもらいます。運営委員の皆様からは「これからのチャンプ」に向けての思いを語っていただきます。14:30~15:15「チャンプ会員親子対談」では、子供世代からみたチャンプ親との25年間とこれからのチャンプへの思いを親子対談形式でお聞きします。モデレーターは上野田鶴子さんと山田信子さんにお願いしています。15:15~16:00には早稲田大学の矢口先生と研究室生徒さんが参加して「多世代交流による助け合いまちづくり」の実践プロジェクトを、チャンプ会員との意見交換を入れてご紹介していただくプログラムです。
16:00~16:45は「ミュージックによる世代交流」です。チャンプコーラス発表、神田順先生のチェロと中林由行さんのフルート二重奏、そして出席者全員の合唱を企画しています。
17:00~19:00には「懇親会」を近くのザ・ニュー・オークラで開催予定です。大倉山記念館で開催する場合は、ザ・ニュー・オークラの無料送迎バスを会場からと綱島駅間で利用できます。
★5/18木曜日のお知らせメールを見逃さないようにご期待下さい!
次回例会のご案内:
関東チャンプは5月14日日曜日10:00~12:00に港区立生涯学習センター303号室、スピーカーはチャンプ会員で貿易会社を経営する野坂征男さんに「コロナ禍と貿易ビジネス昨今」についてお話いただきます。
関西チャンプでは6月9日金曜日12:00~14:30に昼食会を京都で開きます(下記参照)。皆様のご参加をお待ちしています。
Best wishes,
CHAMP代表 山本儀子 Noriko Yamamoto
アメリカよもやま話 Noriko Yamamoto
(本文は2/21の本部例会、3/24の関西例会でのスピーチの再掲)
昨年11月の中間選挙以来アメリカの大局的な政治情勢に大きな変化はないが、共和党トランプ氏の支持基盤は依然として固いようだ。ロシアがウクライナに2022年2/24に侵攻開始してから丸2年、戦争が長期化する中、現在アメリカでメディアの注目を集めているのはウクライナ闘争ではなく下記3件だ。
- 2月3日(金)9pm頃、オハイオ州East Palestine(ピッツバーグ北西80km、人口4,700人)で、イリノイ州Madisonからペンシルバニア州Conwayに向かうNorfolk Southern社の列車(150車)の38車が脱線し、他12車も巻き込んだ;問題はこれら車両に有毒な化学物質(特に塩化ビニール)が搭載されており、NS社が物質処理のため燃やし、有毒ガスが近隣村に拡散したことだ。オハイオ州とペンシルバニア州境の近隣住民には避難命令が出された。私が注目したのは、この事故が海外向けメディアには何故か大々的に報道されなかったことである。アメリカ国内では脱線後に化学会社がとった燃やすという有毒物質処理手段と有毒ガス拡散に対する政府の対応に批判が集まっている。空気・土壌・水への弊害が検査中。2/12(日)EPA(環境保護局)は命に係わるレベルの汚染は検出されていないと発表したが、住民の不安は強い。
- 中国の巨大気球(高さ61m、重さ132kg):near space/liminal space
2/03(金)付ルーター通信によると中国の偵察「スパイ」気球は既に2日ほど米国上を飛んでいたが(Blinken国務長官の北京訪問の数日前というタイミング)、国防省はBiden大統領に地上への破片落下を懸念して撃ち落さないように忠告し、結果として大西洋上に到達してから撃ち落された。このような気球は典型的に高度24,000-37,000m(商業用空路よりはるかに高度)を飛ばされ、近年には数回米国上を飛んでいたが、今回はこれまでより長く米国内を飛行した。注意すべきはこのような気球による偵察行為は米中両国がお互い頻繁に実施しており、今後両国間の緊張は更に高まることである。 - Ms.Nikki Haley出馬表明(共和党のトランプ対抗馬第1号):
2/14(火)に大統領選出馬表明したHaley氏(51才)は、サウスカロライナ州下院議員(3期)を経て、2010年にインド系女性で初の同州知事選に当選。国連大使(2017年1月~18年12月)としてトランプ前
政権が進めたイスラエル寄りの立場を貫き、対北朝鮮政策でも厳しい姿勢をとった。退任後は閣僚級ポストで外交実績を積み、大統領選出馬を視野に準備。Clemson大学卒(専攻会計学)。Haley氏の今後の動向が注目される。
★民主党候補としては、Michelle ObamaとHillary Clintonが噂されている
第87回例会報告
日時:2月21日(火)13:30~15:30
会場:港区立生涯学習センター303号室
参加者:会場出席18名、ZOOM参加7名
●安斉委員長の開会の挨拶
●山本代表挨拶と報告
(要旨については、代表メッセージに掲載)
●会員スピーチ藤田克昌(ワイズ建築設計主宰)
「ソーラーシェアリングと農営の促進活動」
ソーラーシェアリング(営農型太陽光発電)とは水田や畑の上部にフレームを組んで、間をあけてソーラーパネルを設置し、地上の農作物を育てながら上部で発電する仕組である。
写真➀は水田であるが3割を発電に利用し、7割の光が水田に当たるようにする。
2013年からこの手法が認可されるようになり次第に広がりつつある。
作物の種類は、米、麦、野菜、果樹などで可能で、令和元年で約2,650事例だったので現在では4,000事例以上になっていると推定される。その長所は①農地の利用効率が上がり収益が増える。②最近多くなったメガソーラーは里山の破壊や環境悪化につながる(写真➁) がこれは問題が少ない。
③都市近郊の農地で発電し近くの店舗や施設で利用する仕組も可能(写真③)。
④耕作放棄地をソーラーシェアリングで再生することが可能。などなど。
私たちは「農業新時代:ハイブリッドスマートアグリ:ソーラーファーム」という提案でソーラーシェアリングの普及を推進してゆきたいと考えている。(以上概要)
●チャンプの最新活動報告
「チャンプ設立25周年記念イベント」の企画について提案と説明が山本代表からあり、意見交換が行われた。
(最新の提案については下記の記事を参照)
「789運動(仮称)」についての進行状況の説明あり。
「各活動会の近況報告」も行われた後閉会。
関西支部例会報告
開催日:2023年3月24日(金)17:00集合 17:20開始~20:20
開催会場:リストランテ・ベリーニ(芦屋)
配布資料・アメリカよもやま話by Noriko Yamamoto・CHAMP Newsletter No.97 P.10 決算予算・25周年記念イベントプログラム提案3/25・ホールレイアウト(中3階)・CHAMP25周年記念イベント経費見積3/26・町家をトーク2023フライヤー(/岡田)
参加者 コロナ禍も漸く静まり日常が再活性する中、参加予定者は当初山本代表はじめ12名でしたが、動き始めた仕事の都合や、季節の変わり目故か幹事の長田さんを含む直前の体調不良による欠席があり、結果9名の参加となりました。また、仕事の都合で少し遅れそうな方もあり、開始前にプレドリンクを飲みながら、ビールは初めの一杯が美味とか、ワインの味はビンテージだからと言って美味いわけではないなど、食事時の飲み物談義。山本代表の飯能CHAMP本部周辺の生活環境(交通手段など)の話や~物価高騰と新宿近傍でのリーズナブルな価格のお店探しなど、身近な話が一頻り。そうこうしている内に予定のメンバーがほぼ集合し、開始となりました。
《1.アメリカよもやま話》から・・・
- 今のロシアのウクライナ侵攻のニュース等は日本では大々的に報道されているが、アメリカではそれほどでもなく、日本ではほとんど知られていないオハイオ州であったノーフォークサガン社の大きな列車脱線事故で塩ビが散乱し焼却処理したことによる環境汚染で周辺の何千人もが避難を余儀なくされているニュースが大きく取り上げられている。米国内の感覚ではウクライナは自由主義陣営の遠い外れの国の出来事なのかも知れない。ウクライナ侵攻が長引いているのは、米国主導の西側のウクライナ支援が如何にも中途半端だからで、このまま行けばウクライナは焦土と化してしまうのではと、大いに心配。
- 中国の偵察巨大気球にしても、この手の偵察気球はリミナル・スペース(ニア・スペース)で互いに飛ばし合っているのだけれど、結局、米国軍事施設の多くある一帯を舐めるように横断させてしまってから撃ち落とすという為体。こんなくだらないことでやり合っていると、何時かどちらかのミスで戦争が始まってしまうのではと思うと本当に恐ろしい。バイデンさんのアメリカは弱すぎる。(バイデンさん、大丈夫? 次期大統領選に立候補するかもというけど引き時というのもあるし)
- 次期大統領選中間選挙を控えて候補者は;
民主党は?:M.オバマさん、H.クリントンさん?・・・強い候補者が見当たらない。一方共和党は:何人か居るが、ニッキー・ケリーさんは覚えておいて貰っても良い人材。 - アメリカよもやま話といっても他にあまり話題無いが、金利を0.25上げたままで行きそう。失業率は3%くらいと低く物価は上がっているが時給も高い。日本では電気代が倍になっている中で、可処分所得は殆ど変わってない。日本政府は所得を上げようと躍起になっているが、物価が上がる中で、時給もさほど上がらず、若者は外に出ると例えばオーストラリアに出稼ぎで普通の仕事をしていても日本の2~3倍もらえている。日本で高付加価値のものを作って海外で売ることができれば良いが、世界の中での日本の空洞化が心配。
《2.CHAMP設立25周年の<イベント>について》
既にNewsletterでお配りしてある収支決算報告だが、ここにコピーしてきた。というのは25周年記念事業を計画するのにこれほど苦労するとは思わなかった。2月に考えていた11月4日のドイツ文化会館は30万円掛かるが、経理担当からの提言でお金の掛からない方法でやろうとなった。これまでは各活動会、納涼会などの時に余剰金が出ていたが、コロナの影響などで活動会開催が無くなってしまい収入源が途切れたため。そこでいろいろ探し回り、幸運にも横浜に良いところを見つけることができた。抽選という方式なのでまだ未確定で結果待ち。内容も出来る限りCHAMP会員の範囲で開催しようという事にもなり、関西の皆さんの活動会なども前に出て来てやって欲しいのです。展示会場はギャラリーでメチャ広い。浅野さんも何か出展ご協力を宜しく。「良いですよ。出すものいっぱいありますよ」と浅野さん。
只、今回は会場を借りることになるので、持ち込みをどうするかが課題。外部からの参加は一つで早稲田大学矢口研究室とのコラボレーションを計画中。研究室では若者たちが、閉じこもりの老人たちを外に出す方法とか、街の活性化を研究している。私としては25周年記念の今回にCHAMPの今後の方向を是非示したいと考える。789運動からの展開を含め、若い人に5年以内には渡したいとおもっているし、意義あるイベントにしたいと思っています。内容について意見や提案があれば4月10日までに本部へ上げて下さい。
《3.参加者からの近況報告》としては:
建築、住まい関係の仕事をされている3人の方からは、建築の改修、改築や、貸家の改修など、今の人口減少、高齢社会、家計の経済格差、コロナ禍でのNET環境や活用の普及などの時代背景にあわせた課題解決の対策、例えばバリアフリーの大切さ、単体の建築ではなく取り巻く社会的環境からの再構築の必要性、借地借家法という日本独特のシステムの中での不動産改修開発の難しさなどの課題解決が必要になっているという事をリアルな仕事を通して実感している話。ボランティアで住まいを考え研究しているメンバーからは、伝統的住まいや生活様式(例えばモンゴルのゲルでの生活、京都の京町家での生活)から、「温故知新、不易流行」如何にして次代を先取りするような快適な生活環境を具現化して行くか、行事を通して模索されているという事のようです。
一方、コロナ禍の下での生活としてTV、NETでの配信視聴からは、●誰もが注目したWBCの日本チーム<侍ジャパン>、メジャーリーグ選手の大活躍への賛辞(特に大谷のいたる処で見せたすばらしさ、心・技・体=怪物ではなく偉物と言った人も。又、栗山監督の人柄と、選手を信頼する信念への驚嘆)!と、●未だに減ることのない振り込め詐欺や、NET犯罪への警戒、自己防衛方法<留守電、インターホン、警備会社活用>などについて、意見交換もありました。
次回開催を山本代表の提案もあり、6月9日(金)の昼に!(12:00開始)京都でと決め、この場に参加の全員の都合は確認できたので、基本全員出席という事で決定し、幹事を京都在住メンバーと定め、集合写真を撮って終了しました。
出席者は山本代表、木下支部長、浅野さん、加納さん、辻さん、藤原さん、前田隆彦さん、増井さん、岡田以上9名でした。
今回幹事の長田さんは、急な体調不良で欠席されましたが、その後幸い快癒されました。会場の「リストランテ・ベリーニ」さんには、直前になって何度もの人数変更に対応して頂き、感謝です。(文責・岡田優)
会員消息
水彩画教室が残してくれたもの 中村峯子
日常であったものが日常でなくなる
コロナ禍で私達が思い知らされたことでした。人との行き来も制限され淋しくなった時、昔の楽しかったことが色々思い出されました。
チャンプの水彩画教室もそうでした。湘南台チャンプハウスの会議室をお借りして約10年間続けました。湘南地域にはかつてお教室でご一緒した方が数人いらっしゃり時折あの時は楽しかった、もう一度集まりたいと話をしていました。コロナ禍でなかなか実現しませんでしたが鎌倉のお宅を提供してくださる方があり、岩沢先生も承諾してくださったので3ヶ月ほど前から月1回5人で集まることができました。
今のところは全く個人的な集まりですが山本儀子様も参加してくださり、昔のお教室の雰囲気が戻ってきました。
短時間ですが先生が整えてくださったモチーフに挑戦している時は日頃の雑事を忘れ私自身かなり真剣に集中しています。
絵を描くということは大いにストレス発散になると思います。勿論作品に満足するなんていうことはありませんが、力を出し切った清々しさはいつも味わっています。
私は子供時代から絵が下手でしたが描けるようになりたいと思い続けていました。或る時先生の個展で絵に魅了され、しかも初歩から教えていただけることになりました。それ以来20年余り生徒をやっています。
コロナ禍も生き延び、チャンプ時代の絵のお仲間とまた一緒に描けることの喜びを味わっています。
古川毅さんコーラスで活躍
古川毅さんの合唱コンサートをふたつ紹介します。ひとつは1月29日に小田急線の新百合ヶ丘駅近くの「麻生市民会館大ホール」で開催された「コーロ・マスキーレ・あさお」定期演奏会、男声合唱団で30名、平均年齢75歳超えということだが歳を感じさせない迫力ある歌声でした。プロの声楽家、ピアニスト、トランペット奏者、バイオリニスト、の協演も得て、古川さんのソロもあり楽しいコンサートで1,000人の大ホールはほぼ満員だった。(写真➀)
さらに2月26日には横浜人形の家の「赤い靴ホール」で男性4人の「ハーバーカルテット演奏会」に出演、これもコロナ禍で久しぶりの開催ということだが、150人ほどの小ホールなので毎回チケットが入手困難だとか。メンバーはやはり結構高齢のようだがほとんどの歌詞を暗譜しているのがすごい、どうやって覚えるのか私には信じられない。
(写真➁の右から二人目)(中林記)
活動会報告
第2回「チャンプ散策の会」報告 内藤 尚
今年の桜前線は殊のほか早く、東京都心の開花宣言は3月15日に出されました。
「山の会」と「東京探訪の会」が一つになってCHAMP散策の会に衣替えしたのが昨年の秋、その2回目の例会を、手島さん、中林さん、私の3人が受け持つことになり、山の会のリーダーだった幹事の一人木村さんの支援を得て、日時は3月27日(月)時節柄テーマは桜、そして参加予定者の平均年齢を勘案して目黒周辺の桜見物がいいという事になりました。開花は早かったうえにその後すぐに、菜種つゆでしょうか雨が何日も続き、花が散ってしまうのではないか心配でした。しかし、幸いにも27日は雨も上がり気温も平年並みの絶好の花見日和となりました。そういえば、CHAMP山の会はいつも女性の参加者が多く、しかも「晴れ女」揃いという恵まれた伝統があることを思いだしました。
1.総勢21人が東急目黒線「武蔵小山」駅に集合、3班に分かれ小山台小学校前を経て「林試の森公園」を目指します。林試の森公園は1,900年旧農商務省管轄の「目黒試験苗圃」として開設され、その後林野庁の「林業試験場」となり、そのまた筑波移転跡地を都立の森公園として整備されてきました。満開の桜広場、プラタナスの広場、幼児コーナー、せせらぎの橋などを見学。プラタナスやクスノキの巨大さに目を見張りました。広大な森林空間は適度に手入れされ、人工的過度の整備はしていないので自然な落ち着きが感じられます。近くの幼稚園か保育園の子供たちが何組も来ていて、なんとなくほっとした気持ちになりました。
2.目黒不動尊。のちに天台座主となった慈覚大師 圓仁がある厳しい修行の後に808年ごろ開いたお寺(瀧泉寺ともいう)。徳川3代将軍家光以後の歴代将軍が折々に参詣した堂塔を誇り、庶民にも親しまれた江戸随一の名所だったと言われています。男坂と称する約50段の階段を上って全員が本堂とその奥の院大日如来像をお参りし、女坂を下って境内入り口近くの満開の桜を背景に記念写真を撮りました。。
3.参道を東へしばらく行くと正面にホテル雅叙園が立ちはだかるように見えてきて、同時に これぞ目黒川のさくらだ、と言う景観が開けてきます。花も満開ならば 人も満開、迷子になりそう。班長も大変?一行は見事な桜並木を眺めながら「太鼓橋」をわたりさらに目黒川の左岸を上って権之助坂の橋まで約500メートルを歩きました。桜並木はまだまだ先、中目黒方面まで2キロ以上続くと聞きました。権之助坂商店街を東へ進むと、丁度お昼時間となりお腹も空いて来たころ、目黒駅近くのレストラン、トラットリア・イタリアに到着。美味しい食事と会話を楽しみました。この3年間、新型コロナ流行のためお花見の気分にはなりませんでした。その間に私達は確実に年を取りました。今回の散策の会のコース選定に関して幹事たちはそのことをいちばん念頭に置いて計画しました。「歩幅は余命に比例する」。これは作家の五木寛之氏(90)がNHKの対談で言っていたことですが、歩幅は歩く速さにも関係します。花見街道を歩いて見て想ったことは、あと何年 山歩き、名所歩きができるのかなー、ということでした。「目黒のサンマ」ならで「目黒のサンサク」は無事に終了致しました。ご協力ありがとうございました。(内藤 尚 記)
健康と栄養の会「故永井邦朋さんの墓参」原田規義
都内の桜もほぼ終わり、日中は初夏を思わせるような暖かい陽差しが続いておりますが、その後皆様いかがお過ごしでしょうか。
さて、チャンプの皆様にはすでにお伝えしましたように、4月4日(火)に小平霊園の故永井氏のお墓に詣で墓前を清めてお花と線香などを備えそれぞれ合掌して、故人の遺徳を偲びご冥福をお祈りして参りましたのでご報告します。
参加者は栄養の会の有志数名と、チャンプの会の代表である山本さんや中林夫妻も加わり総勢10名でしたが、それぞれ永井氏がチャンプの会や栄養の会に尽くされた数々のご尽力や遺徳を想いつつも、その急逝が信じられないといった驚きもあったのではないでしょうか。墓前を清めてといったのは水で清めると同時に、中林さんや数名の人たちが中心になってお墓の回りに降り積もっていた松葉を竹箒できれいに掃き清めたことをさします。当日急用が出来てお墓参りができなかった人もあり、またこれからお足の悪い永子夫人にかわってどなたがお墓の掃除をされるのかと案じている方もおられたようです。
奥様には墓参が無事に終わったことをハガキでご報告しましたところ、「主人もさぞかし喜んでいることと思います。一人ひとりの方々に厚くお礼を申し上げたいところですが、それもかないませんので私の方からどうか皆様によろしくお伝えくださいますように。」と奥様から丁重なお電話をいただきました。
なお、当日お参りが出来なかった方や再度お参りしたい方もいらっしゃるかもしれませんので、念のため永井家の墓所の番地(19区27側15)を記入しておきます。(原田規義 記)
活動会一覧
1.英語を共に学ぶ会
1月28日に第252回を、2月25日に第253回を,3月25日に254回を開催(詳細はHP参照)(幹事:高橋嗣雄)
2.健康と栄養を考える会
毎月1回、短時間ZOOMで開催。(幹事:原田規義)
3.チャンプ・LINEの会
常時自由なトーク交換が行われています。(幹事:手島達夫)
4.チャンプ・散策の会
3月27日に第2回が催行されました(ニュースレターの報告参照)
5.コーラスを楽しむ会
4月10日に第11回を実施、毎月第2金曜日の10:00~12:30に開催します。(幹事:中林由行)
6.スケッチ散策会(関西)
準備中。
7.ゴルフ愛好会
5月24日(火)に立川国際カントリークラブで開催予定。(幹事:森田宏次)
以下は現在休止中です。
8.日本文化を語る会
9.水彩画教室
10.海外を見てみる会
チャンプ設立25周年記念イベント・プログラム案
会場: 横浜市営大倉山記念館:
(東急東横線大倉山駅から徒歩7分、綱島駅から徒歩10分=但し送迎バスあり)
日時:(抽選結果判明5/18木曜日):申込希望日2023年11月12/18/19日曜日
(注:平日の場合、コーラス寺内先生のご都合で火・木曜日、矢口先生は水曜日が難しい可能性あり。)
テーマ: 多世代交流と助け合い
★ 1階ギャラリーにて11:00~17:00 関西と関東会員の合同参加でチャンプ会員のアート作品(絵画・陶器・生け花、その他)展示
★ 3階ホールにて(エントランス2階): 開場13:00
13:20~16:45 総合司会増井孝子(チャンプ関西会員)
13:20~13:30 開会の辞安斉洋一運営委員長・山本儀子代表
13:30~14:30 < チャンプ25年の歩み~これからのチャンプ> PowerPoint
参加: チャンプ活動会幹事とメンバーによる活動紹介
英語を共に学ぶ会・散策の会・コーラスを楽しむ会:海外を見てみる会・健康と栄養を考える会・ゴルフ愛好会・水彩画教室・日本文化を語る会・スケッチ散策会・チャンプLINEの会「これからのチャンプに向けて」:チャンプ運営委員8人(各1分位予定)
14:30~15:15 チャンプ会員親子対談
<チャンプ親との25年&これからのチャンプへの思い(仮案)>
チャンプ会員3名位とその子供(娘さんと息子さん)
モデレーター:上野田鶴子&山田信子運営委員
15:15~16:00 「多世代交流による助け合いまちづくり」
講演プレゼ:湘南台チャンプハウス賛同者・早稲田大学創造理工学部
矢口哲也教授&同研究室生徒: <チャンプ会員との意見交換>
16:00~16:45 ミュージックによる世代交流:チャンプ・コーラス合唱、出席
会員や子供世代との多世代合唱、会員によるチェロとフルートの二重奏など。
16:45~17:00 無料送迎バスにて懇親会場ザニューオークラに移動
17:00~19:00: 3階宴会場にて着席ビュッフェ懇親会
懇親会費:5,000円/人(税・サ・飲物込)
19:00 閉会の辞 宮尾 賢(チャンプ運営委員)
次回例会案内
- 本部例会
5月14日(日)10:00~12:00
会場:港区立生涯学習センター303号室 - 関西支部例会:
6月9日(金)12:00~14:30
会場:「開晴亭」北山店(京都)
編集後記
三月にコロナの規制が緩和されてお花見も何とか再開でき、それなりの日常が戻りつつあります。しかし日常の枠組みが大きく変わってしまったことを踏まえて新たな自分の日常を再構築する必要があるのでしょう(中林記)