山本代表のメッセージ
Dear CHAMP Members and Members to be:
台風・地震など災害続く日本列島の梅雨期でした。お元気にお過ごしのことと存じます。
熊本大地震の被災者皆様にお見舞い申し上げます。酷暑の中の避難生活、頑張って下さい。
前号NL110では<平和>について語りましたが、本号では更に<自然&人為災害>に目を向けてみたいと思います。一寸先は闇、とは古い表現ですが、連日の様々な事件や事故の報道を見聞きすると、その現実性にはっとします。皆様も、当たり前と思っている平穏無事な日常生活がいかに貴重なのだと気づかれたことがおありでしょう。
1. 自然災害に備える:
南海トラフ、東京直下地震など―来るだろうか、ではなく≪いつ来るか≫の時間の問題と言われています。ぜひ日頃の準備を怠りなくしておいて下さい。避難経路や食料の備蓄を再確認して下さい。準備できることはしておきましょうね。
2. 人為災害に備える:
これは自然災害よりやっかいなことだと私は思います。なぜなら、現代社会のひずみは想定できない形で現れてきているからです。加えて技術の進歩が悪用・乱用されています。人為災害には≪闇バイト≫のような犯罪だけでなく、大規模な災害には≪原子力≫≪核≫による災害があります。≪核のごみ≫高レベル放射性廃棄物は人体に有害なレベルに下がるまで数万年以上の管理を要するとのことです。にも拘わらず、現在新たな原子力発電や核開発が進められています。人間は過去に学ばないのでしょうか。
3. 核拡散問題に注目して下さい:
皆様はNPT(核兵器不拡散条約 Treaty on the Non-Proliferation of Nuclear Weapons)を耳にしたことがおありだと思いますが、これは56年前=1970年に米ロ英仏中の5カ国を核兵器国と認め、それ以外の国に核保有を禁じる仕組みで発効された約190ヵ国が加盟する核体制の根幹を成している条約なのです。
私は常日頃一体どの国・誰が、どこの国が核保有できて、どの国は核保有できない、と決めるのだと疑問に思っていましたが、NPTの存在を知って愕然としました。現在の核兵器保有問題の根源はこの条約に起因しているようです。世界唯一の核被爆国である日本の国民として、日本人はもっと積極的に核兵器の恐ろしさを世界に訴えるべきです。

