チャンプニュースレター 第103号

山本代表のメッセージ

梅雨明けが間近い頃です。お元気にお過ごしでしょうか?
元旦の能登半島地震から半年が経ち、住宅も生計とする家業も失ってしまった被災者のお一人が、<毎日つつがなく過ごせることがいかに貴重か>、と語っておられました。私達は平穏である生活の恩恵をつい忘れがちですね。何か起こって初めて気が付くようです。

混沌とする世界情勢:
他国を見回すと、ウクライナと中東ガザ地区の紛争は続き、世界全体で“独裁主義的”な政権の台頭が目立ちます。民主主義が弱化している現状です。民主主義の旗手と見做され、自由世界のリーダーとしての役割を担ってきはずのアメリカでも、11月に何が起こるか不安な情勢です。この背景には世界的な経済格差があるように思えます。庶民の不満が時に適格ではない対象にぶつけられているとも見えます。

日本の置かれている立場:
円安が急激に進む中、世界における日本の立場はどのように変化していくでしょうか?GDPがインドに抜かれて世界5位になっても、経済力だけが国の価値を評価する基準ではないと私は信じています。以前にも書きましたが、世界唯一の核被災国である日本だからこそ、世界平和の推進役をもっと積極的に担うことが求められていると思います。

若者世代への期待:
チャンプ設立世代と25年~30年若い次世代チャンプの皆さんは、シニア世代が想像もつかないような発想と提案・それらの実践策などをお持ちでしょう。そもそもベビーの時からファミコン・パソコン・スマホ、今や生成AIなどを駆使する時代です。キャッシュレス対応にまごつくシニア世代を、牽引して下さい。これからの日本に大いなる変化を実現させるのは、20/30/40/50/60世代でしょう。10代の皆さんにも期待大です。

★「次世代チャンプの会」(NL102号参照)と7/02火曜日に「チャンプ運営委員会」(本号6頁ご参照下さい)が、それぞれミーティングを開きました。
議題は、チャンプ設立の主旨と目的「経験と知識を分かち合い、会員相互の交流と自己啓発、更に社会の役に立てる活動を楽しく実践する」を維持しながら、
① 年齢制限を無くし多世代に呼びかけるか?
② その場合、全国への会員募集、会費並びに会の運営はどのような形にするか?
③ 活動会の在り方について:活動会が中心となって運営する方式など。
④ 若い世代(20/30/40代)にどのように呼びかけるか? ホームページを含めたPRの改善と変更対策は?
(例)SNSの活用;YouTube/facebook/X/Instagram/LINE, etc. 広報は誰に依頼するか? 資金はどうするか?
⑤ オンラインによる打ち合わせシステムの構築(例:Discord)など。
現在のチャンプを維持すればよいと考えるシニア会員への対応: 現状維持の場合、50歳以上の会員増加への呼びかけ方法をいかに改善するか? などでした。

チャンプニュースレター 第103号