初夏の緑あふれる昭和記念公園を探訪しました

大きな花壇の前で記念撮影をしました

  5月23日(木)の朝、目が覚めると快晴の空、幹事として先ずはホッとした。今日のコースは昭和記念公園散策という野外活動が主体なので何と言っても天気が気になる。
9:30、JR立川駅改札を出たところで安斉夫妻とパッタリ出会い、連れ立って集合場所へ向う。定刻10時、26名全員が集合し、いよいよ出発進行。
近年変貌著しい立川駅周辺の新しいビル群を抜けると鮮やかな緑が拡がる。
昭和天皇ご成婚50周年を記念して作られた昭和記念公園である。
公園入口にある平屋の建物に入ると一番奥に「昭和天皇記念館」がある。
入館すると先ずビデオで88年に及んだっ昭和天皇の生涯を辿る。明治に生を享け、大正に少~青年期を過ごされた昭和天皇は、早逝された先帝の後を継いで即位され、63年の長きにわたって激動の昭和を生きてこられた。ビデオを見ながら、戦争が続いた昭和の始めから、一転して平和と繁栄に恵まれた昭和の半ばから終焉まで、自分の経験と重ねながら数々の出来事が思い出され感慨深いものがあった。館内に展示された昭和天皇が愛用された遺品の数々を見てその質素なことに感銘を受けた。
約1時間の見学を終えて記念公園へ向かう。長いアプローチに植えられたイチョウの並木が印象的だ。公園内は自由行動になっているが、何分50萬坪を超す広大な敷地なので、ほとんど全員が園内を循環するパークトレインに乗り込む。その中にあって手島さんは一人サイクリングに挑戦、その意気に敬意を表する。
アメリカ西部開拓時代を思わせる蒸気機関車を模したパークトレインは主だった見どころを回りながら約1時間で園内を一周する。季節により植え替えるお花畑はポピーが満開で、殆どが赤の中に白やピンクがちらほら可憐な姿を見せる。大半のメンバーは「日本庭園」で下車し、よく整備された庭園の散策を楽しんだ。盆栽園、池畔の四阿などを回って、再びパークトレインに乗車。残りの見どころは車中に座ったまま楽しみ、最初に入園した「立川口」へ帰着。大きな花壇前で記念撮影をして、鮮やかな新緑を満喫した探訪は終了した。
まだ日の高い午後5時ごろ、公園を後にして立川駅南口の懇親会場「和海」(なごみ)へ向う。二階の座敷の会場に落ち着いて、全員で乾杯。強い日差しの下で歩いた身体に冷えたビールが何とも言えず爽快であった。和気藹々の内に約2時間、飲んで食べて、語り合った懇親会はお開きとなり、三々五々帰途についた。お疲れさまでした。皆さんのご協力に感謝。(宮尾 記)