日時:   2020年1月25日(土)10:00~12:00
場所:   新橋 港区生涯学習センター202室
レポーター:小林志郎さん
テーマ:  米国ペンス副大統領の対中国政策
出席:   15名(男:11、女:4)

レポーター

今回は事前に多くの資料が配信されました。まずレポーターの小林さんから5点(1.ペンス副大統領の対中政策に関連した諸事項の解説文、2.ペンス副大統領の演説全文・・・・当日輪読に使用、3.デモに揺れる香港問題、4.ワイグル及びイスラム教迫害問題、5.中国のキリスト教会取り壊し問題 )の他に宮尾さんからはニューヨークタイムズの関連記事2点(1.What Americans Don’t Understand About China’s Power   2.The Secretive Company That Might End Privacy as We Know it ・・・・個人特定の顔認証システムの話)、さらには戸邉さんからは「中国100年マラソン」;1949年の毛沢東による建国から2049年までの秘密裏に遂行される世界覇権100年戦略の解説文が送信されました。
当日の輪読資料はペンス副大統領の演説文ですが、トランプ政権の実績を自画自賛する内容にあふれ、中国が経済大国になれたのはアメリカの投資のお陰であることや、対中膨大な貿易赤字に始まる関税の拡大による貿易戦争、知財権をはじめとする技術の米国からの窃取、中国の海洋進出問題、香港や台湾への圧力、一体一路による札束外交で発展途上国への覇権を握る政策など両国間に関わるほぼ全ての問題をとらえトランプ政権の巧みな対応を誇示した内容でした。
輪読の途中から多くの参加者から次々に意見が出され、議論百出状態になり時間内での輪読完了も危ぶまれる状態になり、ともかく終わりまで読み終えてから議論再開となりました。

例会風景ー1

例会風景ー2