日                 時:2025年7月26日(土)
場                 所:各自宅
方                 式:ZOOM
ZOOM HOST     :村田重章さん
コーディネーター:新井将史さん
テ    ー    マ       :The Gettysburg Address
資                 料:
(1)リンカーンのThe Gettysburg Address
(2)アメリカ共和党の略歴
参                加:8名(男:4名、女:4名)
概                要:

コーディネーター

民主主義の原点とも言われる有名なエイブラハム リンカーン大統領のゲティスバーグにおける演説を取り上げました。アメリカ南北戦争(1861~1865)は北軍のアメリカ合衆国とそこから抜けたアメリタ連合国の南軍との内戦で両軍合わせて死者62万人以上(北軍死者36万:南軍死者26万)とされていますが、奴隷解放問題で南北で争い、工業化の進んだ北部共和党と奴隷労働に支えられた南部農業主体の地域で第2次世界大戦の死者40万人を超すものでした。1863年11月に北部ゲティスバーグの戦いで死者を追悼するためリンカーンが行った「人民の、人民による、人民のための政治」で締めくくった演説は民主主義の原点として長く人々の心に響きました。実はこの演説は272語しかない短いもので、当日リンカーンの前に演説した人は2時間も話していたそうですが、今ではこちらは全く忘れ去られているとコーディネーターから説明がありました。それから162年後の同じ共和党の現トランプ大統領との対比は、あまりにもギャップが大きすぎて、呆れてものが言えないと言った感じで多言はありませんでした。
この日の会は前半は英語主体の意見交換でしたが、中盤以降話題が複雑になるにつれ日本語主体の意見交換になりましたが、参加者全員が80歳過ぎであることをを考えると、言葉は何語でもお互いに思うことを出し合い、それぞれの話題に対応してゆくこと自体でもこの会の存在意義を感ずるものとなりました。

参加者全員