6月例会報告
日時:6月27日(木)15:00~16:30
場所:ルーテル東京教会
テーマ:変形性関節症と関節リュウマチの違いについて
変形性関節症は軟骨の病気と考えられており炎症(活性酸素O2-)などによって硬骨の筋(コラーゲン)が壊れることによって、カバー部分の軟骨がすり減ってきます。これに対して関節リュウマチでは関節を覆っている滑膜(関節包)の異常が原因となっています。自己免疫によって免疫細胞が滑膜を攻撃して関節が腫れていたむようになります。自己免疫がどうして起こるかわまだ解明されているわけではありませんが、高タンパク食に基づく栄養対策によって寛解することが知られています。
前者は活性酸素対策が重要であり、抗酸化物質の補給が有効となります。

8月例会(予定)
日時:8月22日(木)15:00~16:30
場所:ルーテル東京教会
テーマ:前回に引き続き骨の病気(骨粗鬆症、脊柱管狭窄症)について触れた後、NHKスぺシヤルで取り上げられた内容(DNAと遺伝子の関係)が面白いと感じたので、取り上げてみたいと思います。
「遺伝子-驚きの新世界ーというタイトルです。
人体の細胞の中でタンパク質を作る設計図となっている遺伝子はDNAの中の2%に過ぎないことがわかっていましたが、残りの98%について何をしているのか皆目わからずゴミのようなものだとされていました。
ところがその役割が最近になって明らかになってきたのです。目や耳や鼻や口などは2%のDNAでつくられてますが、それらの大きさとか形、高さなどー顔の個性を決めているものーは残りの98%で決められるということが最近わかってきたのです。
などなどについてお話しする予定です。

昨年10月の例会に参加された山本代表のお話では、アメリカの人口は3億2~3千万人位ですが、その中で知的な上層階級では大変、栄養コンシャスで健康コンシャスであるが、その点、日本ではまだまだの感がする等のお話がありました。今のところ会員数は5~6名と少ないのですが、昨年末から新会員(赤塚雅子さん)の参加もあり質問なども適度にあり、楽しくやっています。