日    時:2021年11月27日(土)10:00~12:00
場    所:各自宅
方    式:ZOOM
ZOOM HOST:宮尾 賢さん
レポーター :山田信子さん
テ  ーマ :The Funniest World of Japanglish Golf Terms
(和製英語ゴルフ用語のおかしな世界)
参 加 者 :11名(男:6名、女:5名)

概   要

レポーター

日本国内の大学でESSに所属し、卒業後アメリカ在住から帰国後も英語で仕事をしてきた人が、ゴルフも年季の入ったベテランでPGA、WGC、USGAといったアメリカの主要なゴルフ放送を30年以上に渡り毎週英語で視聴してきたそうです。そこで気づいたことは日本のゴルフで使われているカタカナ英語が本当の英語のゴルフ用語と違うものがなんと多いことかということで、ゴルフの英語放送でアナウンサーや解説者が使用している本当の英語と日本のゴルフ・カタカナ英語で違うものを気が付いた都度メモに書き出し集積したら大変な量になり、これらの和製英語を整理分類して28項目にまとめ英文で解説をブログにアップし全部で29ページにわたります。これを事前配信し読んで置いて貰い、当日の輪読は約半分に留め、残りの半分の時間で各自で和製英語を1~2点準備して披露してもらうことにしました。
このブログで紹介されたゴルフ和製英語を上げたらきりがありませんが、少し例を挙げると、グリーン周りからピンに向かっての寄せ”アプローチ”は真の英語では”Chipping”で、Approachはティーショット後にコースの途中からグリーンに向かって打つことであり、”Against”は”hit into the wind”、”Follow”は”helping wind”、”Par-on”は”green in regulation”又は略して”GIP”と言う等々です。”OB”=out of bound は使われているので”GIP”も同様に使われて然るべきと言っています。和製英語が多い理由の一つにゴルフが英米から伝来したスポーツのため、専門用語は英語にしたいとの思いから、真の英語表現を調べることもなく和英辞典から用語の英訳を見つけてカタカナ英語化して定着させてしまったことが考えられるとしています。
輪読の後、レポーターが指名してお願いしていた和製英語を披露してもらい、全員少なくも1~2点、多い人は4~5点出し合いました。これはゴルフに限らず多岐にわたりました。少し例を挙げると、コンセントはoutlet、アフターサービスは customer service、アンケートはquestionnaire、野球のフォアボールはwalk、車のウィンカーはturn signal等々です。皆さんから活発な発言が相次ぎ盛り上がった例会になりました。

参加者全員