日 時:2023年7月22日(土)10:00~12:00
場 所:各自宅
方 式:ZOOM
ZOOM HOST:宮尾 賢さん
レポーター :高橋嗣雄
テ ー マ :自然災害
資料:
① Natural Disaster
② Training(Meteorology)
③ チャンプ設立25周年記念イベントプログラム
参 加:10名(男:5名、女:5名)
概 要:
資料①Natural Disasterは災害全般を包括的に解説したもので、これを中心に輪読及びコメントの出し合いを行いました。まず人間活動による影響の薄い自然災害(台風、洪水、旱魃、食料不作による飢饉、熱波、野火、竜巻、線状降水帯、火山噴火、火砕流、地震、津波等々)について簡単に触れ、特に大災害をもたらす台風(発生地域により名称がハリケーン、サイクロンと異なる)による洪水や土砂崩れ、地震を起こすプレートの境界線沈み込みや、火山活動を起こす環太平洋火山帯の状況、アメリカ中央部で多発する竜巻の情報等地図を使って詳細な説明がありました。次に人間活動が要因で引き起こされる自然災害が深刻化しておりWMOが中心となって地球温暖化をもたらす温室効果ガスの削減問題が取り上げられました。一方災害対策として予測技術の向上、インフラ整備等の対災害強化策も進歩し人的被害者数は大幅に減少していることは事実であるが、これは先進国と、発展途上国で大きなヤップがあるのが実情とのことです。
資料②は「線状降水帯」の英語表現ですが、文字通り「Linear Rain Belt」も使われますが、気象専門用語として「Training」が使われるそうです。日本語でトレーニングと言えば訓練しか思い浮かびませんが、このTrainingは電車・列車のTrainから来ていて、次々に連なる積乱雲を車両連結に見立て同じ路線を通過することから名づけられたものだそうです。
続いてチャンプ設立25周年記念イベントの計画について日本語で説明し英語の会メンバーは全員出席するよう要請しました。また英語の会の今後の運営について、コロナ禍以来ZOOMで実施していますが、コロナが2類から5類に変更になってから多くの活動が元の運営に戻りつつある状況下で当英語の会の運営はどうするか意向を確認したところ少なくとも当分の間はZOOMで続行することになりました。