日 時:2025年2月22日(土)10:00~12:00
場 所:各自宅
方 式:ZOOM
ZOOM HOST :村田重章さん
コーディネーター:増田美智子さん
テ ー マ :イザベラ・バード女史の「日本奥地紀行」の一部輪読
資 料:UNBEATEN TRACKS IN JAPANから
第12章「警察の付き添い」、第33章「風変わりな屋根」、第44章「日本の火葬」
出席:7名(男:3名、女4名)
概 要:

コーディネーター
イギリス人の探検旅行家イザベラ・バード女史が1878年(明治11年)に来日して、約半年かけて日本各地を探検旅行し詳細な取材を記録して同年末に帰国後1880年(明治13年)に「UNBEATEN TRACKS IN JAPAN」として刊行され、日本語の訳本も出版されています。 この中から3つの章を計8ページ輪読しました。第12章は山形県久保田の絹織物工場の様子と、日本の警察官の親切な様子が紹介されており、第33章は函館地域の気候風土や筆者の目には風変わりに見えた家並みの屋根の様子や特徴的な景色の様子が描かれていました。第44章は東京から江の島、鎌倉にかけての様子が描かれ、日本の葬儀の様子が仏教寺院や僧侶の関わり、一時禁止されていたが復活した火葬の克明な様子が描かれていました。
今回は一人1ページ強の文章を読み、その都度コーディネーターばかりでなく参加者からコメントが出され、活発な意見交換がなされました。それらの中で印象的だったのは、半年強に及ぶ筆者の紀行費用は克明な実情報告に対する報酬が出ている筈だという点と、出版による印税であろうという点です。次々出るメンバーの多彩なコメントには知識の豊富さに感心させられた会となりました。
その後、英語の会のメンバーで通常出席していた3人が減員となり、実質メンバーが9名になってしまうので8月夏休みを除く年11か月に対し順番に年2回コーディネーターが回ってくる人が出てくるのはキツイという声があり対応策を話し合いました。その結果、12月を冬休みとし年10回にすることになりました。またZOOM費用に関し「スカイプ」は無料なので、数人でこれを検討して、全員がさほど困難なく実施できるようであれば、全員でスカイプだけの開催機会を設けて実施する方向で進めることになりました。

参加者全員
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