日                 時:2024年11月23日(土)10:00~12:00
場                 所:各自宅
方                 式:ZOOM
ZOOM HOST     :村田重章さん
コーディネーター:新井将史さん
テ   ー   マ        :アメリカ大統領選挙後について
資                 料:
1. Washington Post stirs up fury in liberal America over neutral election stance
2. Ex-Obama adviser David Axelrod says Dems have become ‘smarty-pants, suburban, college- educated party’
3. Kamara Harris’s Concession Speech
参     加     者    :8名(男:4名、女:4名)
概                 要:

コーディネーター

資料1を輪読とDiscussionの対象として、資料2(民主党は大学卒のインテリ集団の政党とみなされた)と資料3(ハリスの敗北スピーチ)は参考資料として輪読対象にはしませんでした。
日本の新聞では、全国紙が選挙時に特定の政党を支援する立場で臨むことは考えられませんが、アメリカでは選挙方式が日本とは大きく異なるにせよ大新聞が特定政党を支持するスタンスで選挙に臨むことがあるのだそうです。今回取り上げたのはワシントン・ポスト紙が投票日直前になって民主党支持を止めて中立になったハプニングが物議を醸したという記事です。ワシントン・ポスト紙は1976年の大統領選挙で民主党のジミー・カーター大統領候補を支援して以来民主党を支持し続けて、今回48年ぶりに民主党カマラ・ハリス候補支持を投票日直前になって取り消して中立の立場を表明したのだそうです。結果として共和党のトランプ候補を利することになったことは明らかです。これはワシントン・ポスト紙のオーナーや経営者が指示したことで、「なぜ!、どうして!」と物議を醸し、納得できない記者や編集者の退職や購読者の離反を引き起こしたそうです。またDiscussionの中で、資料2の’smarty-pants’、即ち民主党が大学卒の偏狭なインテリ集団になってしまったという要因を取り上げた人もいました。今回のDiscussionは微妙な表現を要する内容だったのですが、7割方英語で、日本語も3割方混ざりました。

参加者全員